●乳腺症
乳房の片方、あるいは両方にできるしこり。30歳から40歳の女性、特に閉経前に多く発生する。乳頭から水っぽいものや血がにじんだものなど分泌物が出ることもあり、乳がんの症状とよく似ている。痛みを感じやすいが、良性のものなので心配はいらない。
●乳腺線維腺腫
15歳から35歳までに多い病気。乳汁をつくる乳腺小葉の中の組織が増殖してしこりができる。しこりは球形や卵型で、指で触るとかたくてコロコロする。乳腺症と同じく、良性のものなので心配はないが、急に大きくなった時には手術の必要も。
●乳腺炎
乳腺が炎症を起こす病気。分泌された乳汁が乳腺にたまり、しこりのようにかたくなってはれたものを「うっ滞性乳腺炎」、連鎖球菌やブドウ球菌が乳頭から入り込み、炎症をおこしたものを「化膿性乳腺炎」という。初産の場合、最初のうちは乳管の通りが悪いため、乳汁が乳腺にたまりやすく発症しやすい。 |